手術名(一般名)
えくぼ形成術
はじめに
えくぼは一般的にチャームポイントだと考えられています。頬にえくぼを作るのは極めて簡単で、通常外来で行われる手術です。手術では頬の皮膚と筋肉が結合され、自然なえくぼと全く同じように、筋肉が収縮すると皮膚が内側に引っ張られてえくぼになります。
手術の手順
えくぼを形成するために頬の内側から皮膚を薄く円状に切り取りますが、組織検査用パンチ(穿孔機)を用いて粘膜(頬の内側の皮膚)、粘膜下脂肪、頬筋の一部を切り抜きます。
次に組織が切り取られた場所が溶ける糸で縫い合わされます。糸は組織が切り取られた円の片側の頬筋をつき抜け、それから真皮層を通って、最終的に円の反対側の頬筋まで戻ります。最後に外科結びをしたらえくぼが出来上がりです(この段階では笑わない状態でもえくぼができています)。
溶ける糸が使用されているので1、2 週間以内に頬が平らになり、笑わない時にはえくぼは消えています。しかし、頬の内側には傷が残っているため、笑うと筋肉が収縮してえくぼができます。
えくぼ形成はどのような頬にでも可能ですが、あまりぽっちゃりし過ぎていない方が良い結果を得られます。大きめの組織検査用パンチを使って組織を大きく切り取れば、より大きいえくぼを形成することができます。
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入院期間
外来での手術で入院は不要です。
手術時間
1~3 時間
麻酔
局所麻酔
手術前の注意事項
手術の前にアレルギー、全ての病歴・持病、使用しているあらゆる薬(処方薬、市販薬のどちらも)について執刀医に報告してください。喫煙は麻酔薬に対する反応に影響を与えたり治癒を遅らせたりする可能性があるので、手術の少なくとも2 週間前から禁煙する必要があります。高血圧の患者さんは必ず手術前にそのことを執刀医に報告すること。術後の出血を予防するために、アスピリンやブルフェンを含む薬は手術前の2週間は服用してはいけません。
術後の注意事項
手術の翌日には通常の活動を再開できるでしょう。
術後数か月間は、口腔用ベタディン消毒液かクロルヘキシジン溶液(Bactidol)で定期的に口腔内を洗浄しなくてはなりません。また、担当医から抗生剤が処方されるでしょう。
リスクと合併症
この手術に関するリスクはほとんどありませんが、ごくわずかな腫れはあります。
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