手術 / 施術名
腹部・腹壁形成術
一般名
タミータック
はじめに
一般にタミータックと呼ばれている腹部・腹壁形成術は、今日最もよく行われている美容形成手術の一つです。数回にわたる出産、遺伝的な体質や大幅な体重減少は、腹部の皮膚をたるませ、脂肪蓄積やストレッチ・マーク(妊娠線、皮膚線状)の原因となります。
手術の手順
腹部を平らにするために、下腹部を左右の腰から腰まで水平に切開し、時にはお臍までの垂直の切開を加えることもあります。皮下脂肪と一緒に過剰な皮膚を引き伸ばして切除します。お臍は適切な場所にくるように位置を調整します。たるんだ皮膚や筋力低下がお臍よりも下に限定されているのであれば、少々違う手順となるでしょう。その場合、傷跡はもっと小さく、お臍周りには傷はつかないでしょう。腹部・腹壁形成術は脂肪が堆積した部位を少なくするよう、脂肪吸引と一緒に受けることもできます。皮膚と脂肪の切除は脂肪層切除と呼ばれていますが、多くの場合、脂肪層切除だけでは矯正できない内臓の盛り上がりを引き締めるために、剥がされた腹壁の筋肉を修復する作業も行われます。
入院期間
最低3泊
手術時間
4~6時間
麻酔
全身麻酔
手術前の注意事項
どんな手術においても以下に注意すること:
| 1) |
手術前に使用しているあらゆる薬(処方薬、市販薬のどちらも)、アレルギー、全ての病歴・持病(気管支ぜんそく、糖尿病、高血圧、血液凝固異常など)について担当医に報告すること。 |
| 2) |
術後の出血を予防するために、アスピリンやブルフェンを含む薬、あらゆるビタミン剤や漢方薬(薬草剤)も手術の2週間前から服用しないこと。 |
| 3) |
喫煙は血管収縮作用があり治癒を遅らせる恐れがあるので、手術の少なくとも2週間前から禁煙すること。 |
| 4) |
手術の少なくとも6時間前から飲食をしないこと。 |
| 5) |
手術の少なくとも24時間前からアルコールを絶対に摂取しないこと。
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| 6) |
手術時にはピアスなどアクセサリー類は一切身に着けず、お化粧やマニキュアもしないこと。 |
| 7) |
手術日の朝、入浴し洗髪しておくこと。香水、ローション、パウダー、クリームやデオドラントは使用しないこと。 |
入院日
手術に備えて血液検査、胸部レントゲン撮影、心電図などの検査が行われます。何か問題があれば、内科医の診察を受けます。腹部の写真が取られ、手術部位に印が付けられるでしょう。
術後の注意事項と回復期
手術直後は回復室に運ばれます。皮下に溜まった体液や血液を取り除くため、術中に挿入されたドレーン管(排液管)が1、2本付けられたままになっているでしょう。ベッド上では仰向けで頭を高くして、膝下に枕を置いて曲げた状態で寝るようにアドバイスされるでしょう。この姿勢だと、腹部があまり緊張せずに(引っ張られずに)すみます。手術箇所は絆創膏で覆われており、腹部のあたりに圧迫感を感じるかもしれません。この圧迫感のせいで、しばらくは真っ直ぐに立てないかもしれませんが、腫れを減らし脚の静脈血栓を防ぐためにも、術後できるだけ早く歩き始めることが重要です。 |